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miyatomo1205

エビフライ君

どうも!!

今回の『僕らの日常』ブログ担当のともです!!



僕もアトム同様で職業上、お子さんと関わることが多いのですが、そんな日常の中で起きた

あるエピソードについてお話しようと思います。。。


兵庫県には自然学校という小学5年生を対象とした宿泊自然学習の学校行事があるのですが

そこに僕は指導補助員(リーダー)としてよくお仕事で行かせてもらいます。

そんな中で起きたお話です。

ある男の子がいて、その子はぽっちゃりで、とても元気がよく、笑顔が素敵で明るい子なのですが、その子が施設へ向かうバスの道中で何か歌を歌っているんです。

ご機嫌なんだな〜と思いながら耳を済ますと、、、


♪エビフライ〜エビフライ〜美味しい美味しいエビフライ〜

♪エビフライ〜エビフライ〜美味しい美味しいエビフライ〜

♪エビフライ〜エビフライ〜早く食べたいエビフライ〜


そんな歌を窓の外を眺めながら、ぽっちゃりの男の子が口ずさんでいるんです。。


『あ、そういえば今日の夜ご飯の献立表にエビフライがあったからか!!』

なるほど、、だから謎のエビフライソングを口ずさんでいたのか、、


それはそれは可愛くて心が和んで自然と笑みが溢れたのですが

ふと僕は思ったのです!

この子はどんな顔でエビフライを食べるんだろう!!!!!

さぞかし最高な笑顔で、最強に可愛い顔して食べるんじゃないのか!!!!

そして僕の頭の中は、そこから今日の夜ご飯が楽しみで楽しみで、、、


そしてついに夕食の時間が、、

そして僕は、その子がどんな顔でエビフライを食べるのかが見たくて、その子の席に近づいて行ったのです、、、、


すると、、、

あれ?? エビフライは????

しまった、、、間に合わなかった、、

僕は残念すぎるこの結末に肩を落としながら、少しでもあの子の笑顔がみたい!そう思い

彼に近づき話しかけました。


とも:『エビフライ美味しかった??』


男の子:『え?』


とも:『エビフライ好きなんやろ?バスで歌ってたもんな笑』


男の子:『、、、、僕、エビフライ食べてないんだ、、』


とも:『え?落としたの?とものあげようか?』


男の子:『ん〜ん!大丈夫!』


この子はなんて優しい子なんだ、、あんなに好きなエビフライを遠慮するなんて、、

そう思い、僕はもう一度彼に言いました。


とも:『とものエビフライあげるよ!!!』


すると、、、、、


男の子:『僕、エビフライアレルギーなんだ〜!!』


え・・・・・・????

先生確認すると本当にエビアレルギーらしく、、


うん、ほな、あん時の歌何????笑


そこから数年、、僕の記憶にいつまでも残る

エビフライ君のお話でした!


そんな謎の残るモヤモヤするお話でしたが

皆さん読んでくださり、ありがとうございました!!


とも


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